ハワイ挙式のゲスト旅費はサポートすべき?あり・なし?みんなどうしてるの?どうするのが普通なの?
メリットとデメリットを徹底検討しよ

ハワイでの挙式は多くのカップルにとって夢のようなイベントです。しかし、ハワイウェディングを計画する際に悩むポイントの一つが「ゲストの旅費をサポートすべきかどうか」という問題です。
このご相談や質問、本当に多くいただきます。みんなに来ては欲しいけど、どうやってお誘いしたらいいかわかりませんよね。二人で決めるこの判断によっては、ゲストの参加状況や式全体の雰囲気、予算への影響が大きく変わるため、慎重にでも決して無理することのないように考えてみましょう。
私ミサの16年のハワイウェディングをお手伝いしてきた実際の経験と実情も含めて
ゲストの旅費をサポートする場合としない場合のメリットとデメリットを具体的に比較し、お二人にとって最適な『決定』ができるように考えてきましょう。
1. ハワイウェディングにおけるゲスト旅費の基本
ハワイで挙式をする際、挙式に関してやハワイ滞在中に通常ゲストにかかる費用には以下のようなものがあります。
これらの費用をカップル側でどれだけ負担するか、またはゲストに全額自己負担してもらうかがまずは大きな2つの分かれ目だと思います。
ましてや円安の今、きちんと考えないと、せっかくのハワイ挙式が窮屈なハネムーンや家族婚ハワイになりかねないので、無理はしない!を目標に決めていきましょう。
上の書き出したハワイ挙式や滞在にかかる項目の1つでも、一部でも二人からの気持ちとしてサポートしたら、それだけで十分だと私は思います。
2. ゲスト旅費をサポートするメリット・ハッピーポイントは!
メリット1:ゲストの参加率が上がる
ハワイへの旅費は高額になりがちで、ゲストが参加を躊躇する大きな要因です。身内家族は旅費がどうであれ、参加はしてくれますが、友人を誘いたい場合少し気が引けるかもしれません。
しかし、旅費の一部だけでもまたは全額をサポートすることで、参加のハードルが下がり、より多くのゲストが来てくれる可能性が高まります。
実際のリノハワイのお客様でも、飛行機代だけ出した、ホテルだけ出したなど全額じゃないパターンもありました。
今までのカップルで全額サポートしたとお聞きしたことあるのは、600組近くお手伝いして、3組だけとなります。
でもそればかりを考えすぎたり悩みすぎて、色々決まらなくなるのは、本末転倒かと思います。他にも感謝の気持ちを伝え方はあると思うので、一緒に考えていきましょう。
メリット2:ゲストへの感謝を形にできる
日本からの8時間という時間とお金をかけて参加してくれるゲストに対し、旅費をサポートすることで感謝の気持ちを具体的に示すことができますね。特に親族や親しい友人に対しては、旅費の一部でもサポートすると二人の感謝とハワイ挙式を作った熱い想いが伝わると思います。
メリット3:式全体の満足度が向上する
旅費をサポートされるとゲスト側の経済的な負担が軽くなり、気持ちに余裕が生まれます。あくまでも二人が無理をしない範囲で、ご両親だけとか家族は無しで、友人の方に
パワーを注ぐなど、二人の想いを伝えたい方を決めたらいいかと思います。
3. ゲスト旅費をサポートしないメリット
メリット1:予算を他に回せる
リノハワイが大手P会社よりは、ベストプライスであってもハワイ挙式自体が、アメリカの物価の高騰なども関わり高額になる場合もあるので(内容によりますね)ゲストの旅費を負担すると大きなコスト増につながります。そのため、旅費をゲストの皆様に自己負担にしてもらうことで、ドレス、フォトツアー、レセプションなど他の部分に予算を充てることができます。
メリット2:ゲストの参加が本当に「自発的」本当に祝福したい人だけが来るになる
ゲスト自身が旅費を負担することで、本当に式に参加して二人を祝福するモード全開の人が来てくれることになります。日本の挙式にあるあるかもですが、「義務感で参加する」だったり人数合わせで呼ばれてたりなどモヤモヤして参加してるというケースを防ぐバロメーター的となり、本当にこのハワイ挙式の時間と空間を一緒に祝い、喜びたいと思える人たちだけ作り上げることができます。
メリット3:カップルの負担を軽減できる
挙式にかかるさまざまな費用に加えてゲストの旅費まで負担するのは、多くのカップルにとって大きなプレッシャーです。そのため、ゲストには自己負担してもらうことで、カップル自身が挙式準備に集中できるという利点があります。
4. 旅費サポート「あり」と「なし」の選び方
では、どのような場合に旅費をサポートすべきか、またはしないべきかを細かくして考えてみましょう!
旅費サポートが「あり」の方がいいケース
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親族や親しい友人を多く招待する場合:特に家族や親しい友人に対しては、感謝の気持ちとして旅費の一部を負担することを考えてみるのもいいでしょう。
ホテル代を1泊分とか飛行機代をとか、部分的でもゲストも助かり、二人の気持ちも伝わると思います。
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カップル側に十分な予算がある場合:お二人の予算に余裕があり、負担が大きくならない場合は、サポートを検討してもいいかもしれません。
でも何度も言いますが、そこばかりを考えて肝心の挙式の中身などが決まらなくなるのは本末転倒なので、あくまでも『負担にならない』範囲にしましょう。
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ゲストが遠方から集まる場合:海外や地方からのゲストが多い場合、旅費をサポートすることで感謝の気持ちがより伝わり、ゲストもさらに祝福するために行きたい!ハワイにーーーになると思います。
旅費サポートが「なし」の方がいいケース
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限られた予算内で挙式を行いたい場合:予算に余裕がない場合、無理に旅費を負担すると肝心のハワイ挙式やウェディングフォトの部分に影響が出ると思います。
重要なのは二人の挙式なので、二人が諦めたり、我慢したりしては行けないと思います。そうならないように優先順位はきちんと二人のルールを作って決めましょう。
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ゲスト側もハワイ旅行に慣れている場合:ハワイに何度も行っているゲストなら、旅費に対してハワイに対して抵抗感が少ないと思うので、自己負担でももちろん喜んで参加してくれると思います。
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少人数でのアットホームな挙式を予定している場合:招待するゲストが限られている場合は、必ずしも旅費を負担する必要はないかもしれません。正直な現状をお伝えして、よかったら来てください!でお伝えしたらいいかなと思います。
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5. ゲスト旅費をサポートする場合のポイント
もし旅費をサポートする場合は、以下のポイントに注意すると良いでしょう。
サポート範囲を明確にする
ゲストへの連絡方法を工夫する
サポート対象を限定する
- ご両親だけにするのか?ご兄弟までサポートするのか?それともご家族ご親族は自己負担で来てもらい、ご友人のサポートに回すのか?どうすることが一番自分たちらしいのかも考えて決められたらいいと思います。

6.まとめ
ハワイウェディングでのゲスト旅費のサポートは、カップルの予算や招待するゲストの構成によって大きく変わってくると思います。すべてのゲストに負担をお願いするのか、一部をサポートするのかは慎重に判断する必要があります。
旅費サポートを通じて感謝の気持ちを伝えるのも良いですし、ゲストに自由にプランを立ててもらう方が良い場合もあります。
旅費のサポートで感謝の気持ちをお伝えする以外にも、おすすめは挙式後のお食事会をお二人が全て負担をして、ハワイまで来てくれてありがとうね!これから私たちをよろしくお願いしますの意味も込めて、ハワイでの新家族宣言をする会を開催するのもいいと思います。
ゲストが自分たちでは行かないような、素敵な美味しいレストランへご招待しておもてなししてもらえたら、私ならとっても嬉しいです。それをカップルと食べれる素敵な時間を作ってもらえたら。
お二人のハワイウェディングが最高の思い出になるよう、無理しない、負担になりすぎない、でも二人の気持ちはお伝えできるバランスの取れた選択をしていきましょう。
一緒に考えますので、どうしたいのか考えてきましょう。